家を建てる場所を考える際に「実家から近い場所に建てたほうがいいのか、やめたほうがいいのか」というのはなかなかの悩みどころです。
そんな悩みを解決するためのサポートとして、今回は、家を実家近くに建てることのメリットとデメリットの両方を紹介します。
家を実家から近い場所に建てることによるメリットは何？
家を実家から近い場所に建てることによるメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
●親の近くに住むということなら、その親から資金援助などもしてもらいやすい
●親世帯に子どもを預かってもらうなど、子育てのサポートが期待できる
●お互いに急な体調不良やケガなどのアクシデントがあった時は助け合える
●旅行などで家を空ける時も家の様子を見てもらうことやペットの面倒をみてもらえる
●親の介護が必要となった時も、長距離移動をしなくてすむ
●実家に行くのに泊りがけにする必要がなくなるので、気楽に行ける
このように、家の資金面や子育てなどのサポート、お互いのいざという時の助け合いなど数多くのメリットがあります。
特に資金援助や子育てサポートに関しては「住宅ローンを軽くできる、ベビーシッター代や保育費などの負担を減らせる、さらに子育てから時々開放してもらえるので自分の時間も持てる」という大きな魅力があるのでこれらのメリットを最重視する人も少なくありません。
家を実家から近い場所に建てることによるデメリットは何？
家を実家から近い場所に建てることによるデメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
●何かと困りごとの解決や手伝いを頼まれる可能性がある
●子育てなどに干渉されるリスクが高まる
●お互いの家に気軽に行き来できてしまう分、突然親に訪問されることも多い
●親の親戚や知人との人間関係にもつきあわなければいけなくなる可能性がある
このように、いろいろなサポートを受けられるメリットがある分、自分たちの生活にも親が入りこんでくる、干渉してくるリスクが高くなるというデメリットが目立ちます。
メリットだけを得てデメリットは一切受け付けないというのは実際には非常に難しいことですので、こうしたデメリットが発生する可能性からも目を背けないことが大切です。
まとめ
家を実家から近い場所に建てることは、親から金銭面や子育てなどさまざまなサポートを受けられるというメリットがある一方で、親からも頼みごとをされる、突然の訪問や干渉をされるなどのデメリットもあります。
「子育てを親に助けてもらえたら楽！」など、この先数年の部分だけを見て決めるのは禁物です。
親の介護が必要となる時期のことなど、長い先のことまで考えて親ともきちんと相談し、お互いの認識をすり合わせたうえで決めていきましょう。
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