築40年の住宅ともなると、その古さゆえ売却できるかどうかわからずついそのまま放置してしまいがちです。
しかし、築年数を重ねるだけで本当に売れなくなってしまうのでしょうか。
今回は、築40年以上の住宅が売れにくいと言われていた理由や放置するリスク、早く売却する方法についてご紹介します。
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築40年以上の住宅が売れにくいと言われていた理由
築40年以上の住宅が売れにくいと言われていたのは過去のことであり、近年では中古住宅が見直され需要が高まっています。
築40年の住宅は売れにくいといわれた理由は、木造の法定耐用年数が22年であり、築20～25年ほどで資産価値がなくなるとされていたからです。
しかし、本当に建物としての寿命を迎えたわけではなく、現行の耐震基準を満たしていれば売却できます。
近年では、消費者の意識が変わり、築年数ではなく家そのものの性能に目を向ける方が増えているため、中古住宅でも売却のチャンスは十分あります。
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築40年以上の不要な住宅を放置するリスクとは？
築40年以上の住宅を売却せずに放置していると、資産価値は下がったにも関わらず固定資産税や都市計画税を支払い続けなければなりません。
所有しているだけで維持費が毎年発生してしまうのは、所有者にとって大きな負担となります。
また、誰もその住宅に住んでいない場合は、自治体から特定空家に指定されてしまい、行政指導を受けるかもしれません。
特定空家とは、老朽化により倒壊や衛生上有害となる恐れがある住宅のことです。
そして、特定空家に指定された後の行政指導も無視した場合、住宅を自治体に取り上げられ解体費用を請求される「強制処分」を受けることもあります。
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築40年以上の住宅をなるべく早く売却する方法とは？
築40年以上経った住宅は汚れや傷みが目立つことが多く、そのままではなかなか売却できません。
そういった物件を売却するには、リフォームをおこなって見た目を良くする方法があります。
また、建物を解体し更地にしてから売り出すのも早く売却する方法です。
古い家が残っているよりは土地だけにしたほうが需要が高まり、かえって高値で売れることもあります。
解体しないのであれば、古家付き土地として売り出す方法もあります。
建物ではなく、あくまで土地に焦点を当てて売り出すので、より幅広いターゲットにアプローチが可能です。
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まとめ
築40年以上の住宅自体には資産価値がないことが売れない理由とされていましたが、近年では中古住宅の需要が高まっています。
毎年の維持費や特定空家に指定されるリスクを考えると、放置せずに早めに売却したほうが無難です。
リフォームのほか解体して更地にする、古家付き土地として売り出す方法があります。
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